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トーア紡オーガニックウール(Toabo Organic Wool)

オーガニックウールとは「環境保護を一番に考えたウール」です。

過去3年以上、農薬などの化学薬品にさらされていない牧草地で育った羊から取ったウールのこと。羊自体も自然のままの生態が保たれていることが条件です。この条件を満たしている保証として、毎年の認証検査と公認機関によるオーガニックに関する各種証明書の発行が義務づけられています。

オーガニックウールの特長

オーガニックウールは国際的な基準で認証され、オーストラリアの牧羊業者グループ:Australian Organic Woolgrowersが生産する、“環境保護を一番に考えたウール”です。
通常の牧羊手法では、化学薬品をドレンチ(寄生虫駆除薬を羊に投与)やディッピング(薬液中に羊を通過させる)などで使用し、本来存在しない化学物質を放出、あるいは羊毛中に残留した化学物質が洗毛時、廃液として環境中に排出されます。その影響は非常に小さいとはいえ、配慮が必要です。オーガニックウールはこのような化学物質を使用していないため、オーガニック法による羊は自然環境のバランスを崩すことなく、羊本来の抵抗力によって寄生虫や病気をコントロールしています。従ってオーガニックウールは、自然で健康な羊毛と言えます。
また加工工程においても、エコ・マネージメントを採用しており、洗毛では生分解性洗剤を使用するなど、最終仕上げ工程に至るまで環境に配慮しています。特に染色においては、クロム染料など、金属染料を使用せず、可能な限り環境負荷を低減しています。

原毛


牧場はオーストラリアのオーガニック認定機関(ACOまたはNASAA)にて、原毛、土壌、水、牧草などの残留化学物質の厳しい管理基準によるチェックを受けています。オーガニックウールは、この認定機関にて合格認定された牧場で産出されたウール(原毛)だけを使用しています。  

紡績

トーア紡はこの認定ウールを使用し、紡績工場もオーガニック認定(ACO認定)を受け、厳しいロット管理と環境に配慮した紡績方法(天然成分からなる紡績油剤の使用など)により糸を作り出しています。 *東亜紡織葛{崎工場はACO(Australian Certified Organic)認定を受けております。

染色

クロム染料などの金属染料を使用せず、可能な限り環境負荷を低減した染料を使用しています。

その他

オーガニックウールは、厳しいロット管理によりトレーサビリティー(Traceability)の確立(羊毛の生産地等の生産履歴をたどる事)ができます。

オーガニックウールの認定

牧場で使用する全ての原材料は認定を受けたものであること。
牧場は検査機関(ACOまたはNASAAなど)によって、認定審査を受けること。
認定審査機関はAQIS(Australian Quarantine lnspection Service: オーストラリア政府検疫検査機関)に認定された機関であること。
牧場は認定取得まで3年間基準に適合した運営が必要です。
認証は1年単位でしか与えられず、認証検査が毎年必要です。
原毛、土壌、水、牧草の化学物質残留量のチェックが必要です。

ウールのリーディングカンパニーとしてできる事

トーア紡はこれからも地球のために

ウールは大地と太陽が育てた自然の恵みです。だからウールを製造するために、決して環境を傷つけてはならない…そんな思いをはじめて形にしたのがトーア紡でした。ウールメーカーとして築き上げてきた独自の技術とノウハウによって、地球環境を保護しながらも最高のウールを生み出したい。そんなエコロジカル・スピリットがオーガニックウールを生み出したのです。この革新的なウールを今後、あらゆるアイテムに展開することで、トーア紡は地球の未来を見守り続ける企業でありたいと思います。

自然環境共存活動の実現を目指して


TOABO ECO HARMONY トーア紡は1922年(大正11年)創業以来、毛糸・毛織物の生産を事業の柱とし、産業資材、半導体、薬品、不動産事業へとその活動を広げてきました。これら活動を通して、企業が社会の一員であることや、地球環境の厳しい現状を認識し、「自然環境共存活動」に様々な角度から取り組んでいます。その一つとしてトーア紡は、自然環境に配慮して育成するオーガニックウールを「自然環境共存活動」と位置づけ、原料調達から素材開発まで行っています。
これまでもトーア紡は、省資源という観点からウール製品のリサイクル活動にも取り組んできましたが、このオーガニックウールに関しては、製品そのものが環境に優しいこと、さらに原料のみならず製造プロセスに於いても環境に配慮する一歩進めた活動と考えています。
メーカーとしてただ単にオーガニックウールを使い製品作りを行うだけでは、自然環境共存活動の実現は難しく、製品がエコであるだけでなく生産工程がエコであることが必要です。この考えに基づき、トーア紡は2000年10月にBFA(Biological Farmers of Australia)よりオーガニックウールプロセッサーとして日本で初めて認証を取得しました。このようにオーガニックウール製品の生産を通じ、生産工程、さらに企業活動をより一層環境に配慮したものとする為、トーア紡は産業廃棄物の発生しない生産システムの確立、資源の有効利用やリサイクル可能な商品の開発、省エネルギーを目指していきます。

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